ヨガをこれから始めたい方へ
こんにちは!ヨガ歴24年、ヨガ講師歴17年で、ヨガ講師養成講座を担当させて頂いているヨギーニMariです。このブログでは、ヨガ初心者の皆さんに大切な事を、なるべくシンプルにご紹介していきます。また、随分前にヨガを経験した事があって、再開しようと考えている方にも是非読んで頂きたいなと思います!
初めにすること
ヨガをやってみよう!と思われた皆さん、まずはようこそ!ヨガの世界へ!ヨガを楽しいものにしていく為に、最初にいくつか知っておくと良い事がありますので、順を追ってご紹介していきますね。
ヨガをした先をイメージする
「ヨガをやってみよう!」と思われたら、きっとどなたもその「理由」があると思います。あなたの「理由」は何でしょうか?ヨガをする事で得られるものは沢山ありますが、あなただけのニーズがあると思うので、先ずはヨガをした先にどんな素敵な自分像があるかイメージしてみませんか?
例えばヨガをする「理由」として考えられるのは、
- 腰痛や肩凝りを改善したい
- ダイエットをしたい
- リラックスしたい
- 体が柔らかくなりたい
- 運動不足を解消したい
- 医師に勧められた
等が挙げられる事が多くあります。どれも立派な「理由」ですよね。そんなあなただけの「理由」が少しずつ見えてきたら、ヨガの種類について考える準備が出来て来ました。
ヨガの種類を知る
一口に「ヨガ」と言っても、種類が沢山ある事は聞いた事があるかも知れません。実は私もこの世の中に、一体何種類のヨガがあるのか分からない程に、昨今のヨガの種類は豊富になっています。ただ、ヨガの源流と伝えられる幾つかの流派があり、どのヨガの先生も何かしらの流派の流れを汲んだヨガを練習されて、クラスを開催されている事には変わりありません。
流派についてはまた別記事で詳しく書いてみようと思いますが、上記からもお分かりのように実に沢山あるヨガの種類を、敢えてざっくり分けてみようと思います。
- 動く系ヨガ(立位で行うポーズが多め)
- ストレッチ系ヨガ(ポーズよりは柔軟性を高める系)
- 超リラックス系ヨガ(座位、または仰向け姿勢が多め)
すごいざっくりですね。でもこの分け方をベースに初めて参加されるクラスの先生に聞いてみると良いかと思います。例えば公民館などで「すっきりヨガ」という名称のクラスが開催されるとします。初めてヨガに参加される場合、いまいち内容が伝わってきませんよね。講師側からすると「たくさん動いてスッキリ!」と考える場合もあるし「座ったまま呼吸法を多めにして内側からスッキリしてもらおう」と考える場合もあります。そうなると、運動量が変わって来ますね。
初めてそのクラスに参加される場合は、ご自身の体力や運動歴などに合ったクラスに参加して頂きたいので、事前にクラスの内容をざっくり「動く系」なのか「リラックス系」なのか等聞いてみたり、説明があればじっくり読んでみる事を是非おすすめしたいと思います。動と静を半分ずつ、というクラスも多いです。
何処でやるか?
さて、ヨガクラスも様々な運動量がある事が分かったところで「何処でヨガを始めてみるか」を探ってみましょう。2024年現在では、大きく分けて5つが考えられます。
- ヨガ専門スタジオ
- スポーツクラブ
- オンラインスタジオ
- YouTube動画
- DVD付き書籍
色んな選択肢が増えて良い時代になりました。「初めてだから先生についてやりたい」と考える方もいれば「ちょっと恥ずかしいから家で始めたい」という方もいらっしゃると思います。
上記の5つを大きく分けると、
- 対面
- オンライン(又は動画)
となりますが、もちろんどちらもメリットとデメリットがあります。それでは次にそのメリットデメリットについて考えてみましょう。
対面クラスかオンラインか
対面クラス
メリット
- 先生が360°良く見える
- 自分のポーズが見て貰える
- 質問を簡単にする事が出来る
- 自身の体調や既往歴などを先生に伝える事が出来る
- 他の生徒さんとの交流が出来る
- 音楽がある場合は一緒に楽しめる
- ヨガの空気感まで感じる事が出来る
- 外出機会になる
- 仕事帰りのオンオフとして切り替えになる
デメリット
- 全く初めてだと恥ずかしい
- 他の参加者さんと比べてしまう
- 参加者同士の輪に入りづらい
- 外出する必要があり時間がかかる
- 化粧や着替えなど準備が必要になる
オンラインクラス
メリット
- 外出せずに家の中で出来る
- 自分だけの空間で周りを気にせず出来る
- 画面オフOKの場合はすっぴんでもどんな格好でも出来る
- 動画の場合は好きなところで停止、繰り返し等練習が出来る
- 悪天候や感染症が気になる場合でも安心して出来る
- 育児や介護をしていても、少しの時間を利用して出来る
デメリット
- 画面上でしかポーズの確認が出来ない
- 画面に顔が向くので自身のポーズが崩れる
- 質疑応答がし難い
- 先生や参加者との交流は持ちづらい
- 安定した通信環境が必要
- 自宅にヨガが出来るスペースを作る必要がある
- 自分を画面に映すのに抵抗がある(双方向オンラインの場合)
- 自身の体調などはクラスに考慮して貰えない
- 画面を見続けるので目が疲れる
はじめの一歩を踏み出そう
対面にもオンラインにも、メリットとデメリットがある事をご理解頂けたでしょうか。私はどちらも並行してヨガを楽しんでいます。どんなものにも良い面と悪い面の両方がある、と分かっていると、逆に安心して参加出来るような気がしませんか。ヨガクラスに対面で参加してみるか、先ずはオンラインで参加してみるか、どちらにせよ「はじめの一歩」はあなたの「ヨガをやってみたい!」という気持ちです。
心配、気になる事があれば担当の講師や窓口に確認して、あなたのニーズにあったヨガを試してみて頂きたいな、と思います。そして、とってもオススメなのは、体験が出来るなら幾つかのクラスにご参加頂く事です。是非、色んな先生、クラスを試して自分に合った長く続けられる「ヨガ」を見つけて下さいね。決して、一度の体験で「ヨガ」をジャッジしないようにしましょう。なぜなら、あなたの最初に思い描いたヨガをやった自分の理想の姿は、たった1クラスで得るのは難しいからです。ご自身に合ったクラスを、継続した先に必ず素敵に変化したあなたがいる筈です!
次の記事では、実際にヨガを始める時に準備する物を詳しく説明しますね!お楽しみに。